食品加工工場倉庫建築事例

栃木県上三川町にある食品加工工場のお客様から、製造が増えているため食品加工製品を貯蔵する冷凍冷蔵倉庫及び箱詰め室を作りたいというご要望をいただきました。

もともと冷凍機を納めさせていただいていたお客様で、建物全般の修繕、冷凍機や冷蔵庫の修理や入れ替え、壁天井床の修繕、空調のメンテナンス、生産ラインの電気制御も行っておりました。

お客様の食品加工工場に隣接している住宅が立ち退き、その土地をお客様が取得されました。その土地に工場を建てたいということでした。お客様からは、住宅の解体工事もご依頼いただき、更地にして工場のを建てることとなりました。冷凍冷蔵倉庫兼工場新築の建物は延床面積が134坪でした。

近隣に小学校があり、物流のトラックの出入りの際に、交通事故が起こらないよう、近隣の住民への迷惑等がないように敷地内のトラック、フォークリフト、従業員の動線も考慮し設計には注意しました。

冷凍冷蔵倉庫兼工場内の内部ゾーニングについては、商品の流れを重要視し冷凍庫、冷蔵庫、箱詰め室相互が使いやすいスペースの確保に留意しました。

ランニングコストを低減するために在来一定速機からインバーター冷凍機を導入することでコスト3割削減を見込んだ機種選定をしました。

防虫対策はエアーカーテン、エアーシャワーにより汚染区域と非汚染区域を明確に分け虫、異物の混入を防ぐ事です。建物空気の流れは、冷凍冷蔵庫により小屋裏の壁の結露対策について給気(ガラリ・ルーバー窓)、排気(屋根上にルーフファン)により通風を良くし結露しない空気の流れをつくりました。

以上のことを設計のテーマに掲げランニングコストを考えながら安全で使いやすく、省エネ効果があり引き渡し後のリニューアルのしやすさ視野に入れながら設計を行いました。

お客様にもこの設計ですすめるよう依頼を受け、建築を行いました。

「良い出来はえで、近隣への製品の物流でのトラブル回避や交通事故等を起こさないような導線を考えてくれたり、倉庫内の動線も使いやすくしてくれて本当に良かったです。建築費用も設計の工夫により抑えてもらい助かりました。今後は定期メンテナンスもお願いします。」というありがたいお言葉をいただきました。